土地を売却したら確定申告が必要！税理士に依頼したらどれくらいかかる？

土地を売却すると、税金がかかるものです。そうなると、税金を決めるために確定申告が必要になります。しかし、ひとりで確定申告を行うのは大変です。そこで、税理士に依頼するといくらかかるのでしょうか？今回は、土地を売却した場合の確定申告を税理士に依頼したときにかかる金額についてご紹介します。

確定申告を依頼するか自分でやるか判断するには？

土地を売却すると、売却益に対して税金がかかります。そうなると確定申告が必要になるでしょう。そこで、確定申告は自分でやったほうがよいのでしょうか？それとも税理士に依頼したほうがよいのでしょうか？こちらでは、確定申告を税理士に依頼するかの判断基準についてご紹介します。

確定申告の自己申告・税理士依頼への判断基準とは？

確定申告の自己申告・税理士依頼への判断基準は何で決めればよいでしょうか？結論は自分で最後までできそうであれば自己申告をおすすめします。逆に、自分では無理と思われた方は税理士に依頼したほうがよいでしょう。

確定申告とは何か？

確定申告とは、毎年1月1日～12月31日までの1年間の総所得を税務署に伝え、納税額を確定するための手続きのことです。1年間の所得が給与所得だけであれば確定申告は必要ありません。

所得とは何か？

所得とは「収入－必要経費」です。そのため、単純に収入に税金がかかるわけではありません。

土地を売却したら確定申告は必要なのか？

原則として土地を売却したら確定申告は必要になります。とくに売却益が出た場合は必須です。逆に売却損が出た場合は、翌期以降の節税対策に売却損を盛り込むことができます。なので、どちらにしても土地を売却したときには確定申告をしておいたほうがよいです。もし、土地を売却したときに確定申告をしていないと後々やっかいなことになります。

不動産売却のときにかかる税金とは？

不動産売却のときにかかる税金は主に次のとおりです。

譲渡所得税

譲渡所得税とは不動産を買主に譲渡したときにかかる税金です。譲渡所得税の内訳は所得税・住民税になります。

印紙税

印紙税とは、不動産売買契約書に記載されている契約金額によって税率が決まる税金です。

登録免許税

登録免許税とは不動産登記するときにかかる税金です。税額は「固定資産税評価額×2％」になります。

確定申告を税理士に依頼するとどれくらいかかる？

確定申告を税理士に依頼すると一体いくらかかるのでしょうか？こちらで詳しくご紹介します。

不動産売却したときの確定申告を税理士に依頼する場合の相場

不動産売却したときに、確定申告を税理士に依頼するといくらかかるのでしょうか？

こちらでは税理士の相場についてご紹介します。ただし、税理士事務所・売却した土地の地域によって若干異なるのでご注意ください。まず、譲渡所得額1,000万円までは、相場は5～6万円です。譲渡所得額3,000万円までは、相場は9～12万円。譲渡所得額5,000万円までは、相場は12～15万円。譲渡所得額8,000万円までは、相場は15～24万円。譲渡所得額1億円までは、相場は18～30万円です。

まとめると、一般的に不動産売却したときに確定申告を税理士に依頼すると、おおよそ10～20万円程度で依頼ができます。

依頼費用をできるだけ抑えたいときの対処法

確定申告を税理士に依頼するときに、依頼費用をできるだけ抑えたい場合にはどうすればよいのでしょうか？こちらで詳しくご紹介します。

見積りを比較して安いところに依頼する

ひとつ目の対処法は、見積りを比較して安いところに依頼することです。税理士費用は全国一律ではありません。税理士事務所によって自由に費用を決めることができます。たとえば税理士事務所によっては、毎月の記帳代行は高くても、確定申告の書類作成を安くしてくれるところもあるでしょう。また、逆もあります。できるだけ多く見積りを取って、比較してもっとも安い税理士事務所に依頼しましょう。

不要な業務を削減して、安く依頼する

ふたつ目の対処法は、不要な業務を削減して、安く依頼することです。見積もりの中には、依頼したい本質の内容には不要な業務があります。税理士事務所の方は、よかれと思って入れてくれています。ただし、依頼費用をできるだけ抑えたいときには、思い切って不要な業務を削減しましょう。そうすることで、税理士事務所に安く依頼できます。

知人に安く依頼できる税理士事務所を紹介してもらう

みっつ目の対処法は、知人に安く依頼できる税理士事務所を紹介してもらうことです。多くの知人の中には、安く依頼できる税理士事務所を知っている人もいます。思い切って紹介してもらいましょう。また、知人の紹介だから、安く請けてくれるところもあります。知人のコネを有効に使いましょう。

まとめ

今回は、土地を売却したときに確定申告を税理士に依頼した場合にかかる金額についてご紹介しました。土地を売却すると、譲渡所得税（所得税・住民税）、印紙税、登録免許税の4つがかかってきます。とくに確定申告に関係あるのが譲渡所得税です。もし自分のほうが確定申告をしなくても、買主のほうに購入履歴が出るのでいずれ発覚します。土地を売却したときには確定申告をするのがおすすめです。

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